MLA(磁界ループアンテナ)を試作してみました。
MLAは各Webを見ていて気になるアンテナの一つでした。
取り敢えずMLAを体験できる必要最小限の材料をホームセンターで調達して作ってみました。
直径は1.2m、t2×W25×L2000のアルミフラットバー2本を使い周囲長は約3.8m、先端の可変キャパシティ(手動)により7~24MHzに対応できます。可変キャパシティはピストントリマ方式でメイントリマとサブトリマがあって容量の少ないサブトリマ側でバンド内の微調を行えるようにしました。
バンド切換時の調整は意外に簡単です。サブトリマをセンターにしておき受信音が騒がしく聞こえるようメイントリマの中芯をスライドするだけでSWRは1.5以下になります。帯域が狭いアンテナ(±10KHz)ならではですね。
10m高に仮設置して放射効率が最も低い(20%程度?)ローバンドの7MHzCWで昨日と今朝、数局と交信してみました。飛びのほうは1~2m長短縮ホイップ並のような感触です。こんなんでよく飛ぶよって感じもしています。
このアンテナ、HFマルチバンド移動運用(標高のある移動地)で活用したいと考えています。放射効率が高いハイバンド(70%程度?)であれば大いに期待できるでしょう。コンテスト時のサブアンテナにもいいかもしれません。
また後日、各バンドの移動運用レポートします。